挨拶

安城市交響楽団 代表 坂田成夫

 “音楽の溢れる、子どもたちが生き生きと育つ街”を合言葉に2018年10月1日に安城市交響楽団は誕生しました。安城市交響楽団は演奏団体とサポーターが協力しあって生まれた楽団です。そして多くの団体や人たちと演奏を通じて交流していくことを願って生まれた楽団です。安城市の姉妹都市であるデンマークコリング市の音楽関係者とはすでに交流は始まっています。東日本の被災地の人たちからも交流を希望する声が届いています。
 音楽が人を元気にしていく、人と人をつないでいく、それが平和な社会を創っていくことに繋がっていくということを信じて安城市交響楽団は社会と繋がった楽団をめざします。
 安城市交響楽団はすでに100名を超える個人、団体の方にサポーター登録をしていただいています。演奏者を資金面で応援していく組織づくりもめざします。本日の来場者の皆様にも是非、応援団(サポーター登録)に加わって欲しいと願っています。
 安城市交響楽団のスタッフにはプロの演奏家も加わっています。そしてプロを目指して頑張っている若い人たちも多数指導に加わっています。スタッフの人たちには世界で活躍するプロになって欲しい、団員の方にはより高いレベルの演奏技術をもったオーケストラプレーヤーになって欲しいと願っています。
優れた演奏者は観客が育てるとも言われます。安城市交響楽団に集まるスタッフ、団員をぜひ応援ください。スタッフ、団員を応援することを通じてこの地にオーケストラという文化が根付いていきます。オーケストラという文化の熟成がまた優れた演奏者を育てます。
 安城の地で生まれた交響楽団が“世界の子どもたちのあこがれの交響楽団になる”、そんなことを夢見ながら末長く応援下さい。

指揮者 管楽器パートトレーナー 鈴木俊也

昨年の10月に新しく楽団を立ち上げてから、やっと半年が過ぎました。
たった半年ですが、目まぐるしく過ぎていったその短い間に特別演奏会と第1回定期演奏会の2つの大きな舞台をやりとげることができました。
大変だったことは当たり前で、かなり無理をした部分もたくさんあります。しかしそのおかげで、確かな成長を感じることもできました。
団員一人一人の成長も当然ありますが、それぞれのパートとしてのまとまりが生まれてきていますし、頼もしさも感じられるようになってきました。
そして何より、団員同士の間に仲間意識がどんどん広がってきています。
これは練習時の雰囲気がよくなるだけでなく、演奏全体のまとまりを作り上げるうえでとても大切な要素です。
市民オケの宿命で、仕事の関係で思うように練習に参加できない団員や、施設・機材の問題で練習が思うように進められないことも確かにあります。
しかし、それを補って余りある団員の成長があります。
次は12月の第九です。今度はじっくりと腰を据えて、安城市交響楽団としての音を作っていく段階です。
今までの2回の演奏会から格段に進化した姿をお届けできるよう、団員一同がんばって取り組んでいきます。
お楽しみに!

弦楽器パートトレーナー 金澤 紫

第1回定期演奏会が3月17日(日)に無事終演致しました。

今回は、ラデツキー行進曲にはじまり、第3回宗次ホールツィゴイネルワイゼンヴァイオリンコンクール第1位受賞者の野口わかなさんをソリストにお迎えし、情熱的なツィゴイネルワイゼンを演奏して頂きました。新進気鋭の若手ヴァイオリニストの野口わかなさんと、記念すべき第1回定期演奏会を共演できたことは大変意義深いことだと思っています。

そして、「オーケストラストーリーズ・となりのトトロ」では、朗読に田中ふみえさんをお迎えし、誰もが知っている映画「となりのトトロ」の情景を見事に表現することができました。田中さんの暖かくて優しい声とオーケストラのサウンドにより、子供から大人まで楽しめるステージとなりました。

第2部では、ドヴォルザーク作曲交響曲第9番「新世界より」をお送りしました。最も日本人に親しまれている交響曲の一つで、演奏することは容易な事ではありませんでした。しかし、安城の地に安城市交響楽団が発足したことで、芸術文化がさらに力強く未来に向かって切り開かれてゆき、真に新しい世界が始まっていくという想いを持って演奏することができたと思います。

アンコールは最年少団員である小学2年生の団員も交じり全員で演奏。

鳴り止まない拍手に団員一同感動し、お客様のあたたかい声援をしっかりと感じることができました。

皆さまのお力添えを頂き無事終演することができました。

これからも団員一丸となって安城の地に芸術文化を広めるため、頑張って参ります。

ご声援の程、宜しく願い致します。